おはようございます!今日は蒸し暑い感じですね。今シーズン初ですが、冷房を付けてみました。部屋の中がカラッとしてきて快適ですね。梅雨時期が一番、苦手なんですけど、早くも梅雨っぽい感じになってきて嫌な感じですが、エアコンで快適に乗り切りたいなと思います。さてさて、本日は業界ネタ「武田決算2021」についてです。
2022年に入ってグローバル企業の決算発表があって昨年の売り上げランキングみたいなものは出ていたのですが、日本の企業はゴールデンウィーク明けから6月くらいまでに決算発表となる会社が多いですね。その中でも武田の決算が昨日出て、早速記事になっていたので、紹介します。21年度売上高は前年比11.6%増(実質ベースは7.4%増)の3兆5690億600万円。主力品のエンティビオが21.5 %増の5218億円、タケキャブが20.7%増の1024億円を売り上げるなど、業績を牽引。血漿分画製剤(免疫疾患)領域の売上高も20.6%増の5070億円となるなど、注力領域の消化器系疾患、血漿分画製剤、オンコロジー、ニューロサイエンスが伸長。IBDの治療薬のエンティビオの伸びがすさまじい。
これを他のグローバル企業の直近の決算と比較するとだいたいドル建てにすると270~280億ドルなので11位イーライリリー(約280億ドル)、12位ギリアド(約270億ドル)あたりになりそうです。ここ数年は世界でも10位以内にいましたが、今年は少しランキングを落としそうです。とはいえかなり筋肉質になってきている印象で今年は業績が好調であったため、負債を1000億円前倒しで返済したとのこと。プライマリーケアの製品群から一気にスペシャリティ・オンコロジー製品に切り替えてきたことが上手く機能してきてますね。これからの新しい製品群にも投資していくとのことで楽しみです。
いかがでしたでしょうか?武田は大きくグローバル化に舵を切って(ウェバー社長になって)7年経ちましたね。色々と当時は批判も含めて話題になっていましたが、しっかりここまで結果を出しているので、本当にすごい経営者だなと思いました。日本でトップの製薬企業ですし、今後の発展にも期待したいところです。ではでは、また!
いわの@勇気を与える男
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